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横須賀市追浜町1丁目の引渡し前の打ち合わせ~この時代、親子の共同作業が欠かせない理由は・・・?~
2022-08-20
注目重要
横須賀市追浜某所で、売主K様と買主の奥様と決済の打ち合わせをしてまいりました。
来年3月に決済を予定している追浜町1丁目の戸建ての引渡しが、急に前倒しとなったためです。
売主K様は終戦の年に生まれたかたです。
この自宅を売却して遠隔地の息子さん家族と同居することが目的です。
追浜駅まで徒歩圏のこの立地なのですが、高台のために将来は車が必要。
しかしK様は元気。
今日も追浜の打ち合わせ場所まで歩いて来てくださいました。(私は車でした・・・笑)
売主として売却に必要なもの・・・
①印鑑証明書 ②登記済み権利証 ③運転免許証 ④鍵 ⑤建築確認済証 ⑥実印・・・
いろいろと説明も完了。
すべて万全となり、決済は10月下旬できまりました。
遠隔地への引っ越し先のため、引渡日と決済日を一緒にしたかったK様でしたが・・・。
その段取りのなかで、遠隔地から息子さんも引越しのお手伝いにくるようでして。
しかし、売買手続きはなかなか思うようにいきません。
家財等を撤去して室内の状態を確認したうえで買主との決済となります。
もちろん、土地の境界標の確認もいたします。
そのことをK様にはご理解をいただきました。
この二度の作業にも、息子さんが一緒に居てくれる。(おそらく年の頃は40才台ではないかと・・・)
そのことで快諾。
団塊の世代の前にお生まれになったK様。
元気ですが時代のながれです。
息子さんが一緒に居てくれる・・・、これが何よりの安心感なのです。
仲介業者は、売買の意思確認をするため本人確認が必要。
しかし、後期高齢者の皆様が売主の場合は、将来を継ぐ子供さんの同意も大切。
そのため、売買の作業の中で、子供さんが同席してくれることは何よりの安心感となります。
「お客様の安心感」は、「私どもの安心感」とおなじなのです。
昨今、築40年以上の建物は、売却か建て替え・・・の選択。
所有する皆様は70才を超えている方も多いのではいでしょうか。
そのため、子供さんの同席は欠かせません。
相続・・・、そのまえに、「本人の目の黒いうちに、しっかりと財産形成、換価、相続対策などを行っておく」ことが必要です。
心配の場合は「任意後見制度」もご利用されるとよいと思います。公証役場で作成できます。
いつでもご相談ください。
お待ちしております。
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